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葛山城 (信濃国) : ウィキペディア日本語版
葛山城 (信濃国)[かつらやまじょう]

葛山城(かつらやまじょう)は長野県長野市にあった日本の城山城
==概要==
天文24年(1555年)、武田晴信に帰順した栗田氏旭山城に籠城したため、付城として長尾景虎が裾花川対岸のこの山上に築いた。
弘治3年(1557年)、武田氏により攻略された。真田幸隆の調略により、葛山城中腹の静松寺を通じて落合一族の落合遠江守、落合三郎左衛門尉が寝返った。また、水の手などを切られ馬場信春らの攻撃で城は落城。城将落合治吉(落合備中守)、援軍の将として入城していた小田切駿河守幸長は戦死した。武田軍のあげた城兵の首は夥しい数にのぼり、落城する火勢の中で逃げ場を失った女達は峯の上から北側の谷に身を投げ全滅したと伝えられる。
落城が伝えられた長沼城島津月下斎は北の大倉城に難を避け、戸隠山の人々も武田側と上杉方とに分裂し多くが遠く越後に逃れた。
籠城戦では水に苦労した城だけあって、米で馬を洗う水に見せかけたという白米伝説が残っている。
また、今でも落城の際の焼米が出土するという。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「葛山城 (信濃国)」の詳細全文を読む



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